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MASHA ART PROJECT


2026年9月17日発売

テーマ「BLUE/PINK 既成概念を壊す」

表紙 :  川尻蓮/南沙良


ページ数 :通常版112P/特装版128P

言語 :日本語

価格 : 通常版4種¥5,900 (税抜)/ 特装版1種¥10,000(税抜)

サイズ : 226mm x 300mm

この度、BOURGEOIS創刊10周年を記念してアートブックを創刊することに至りました。

最初の作品で、表紙を飾るのは川尻蓮(JO1)と南沙良。

表紙は通常版4種類/限定版1種類の計5種類の展開となります。


『2人、2色だけの作品』

本作品では、川尻蓮と南沙良の二人が、ブルーとピンクという二つの色を軸にアートワークを構成しています。ブルーは男性、ピンクは女性、そのような色に対する固定的なイメージは、社会の中で長い時間をかけて形成されてきました。本作品では、そうした既成概念にとらわれることなく、色が本来持つ美しさや多様性、そして自由な表現の可能性を描き出します。二人が表現するブルーとピンクを通して、読者一人ひとりが色に対する新たな価値観や魅力を発見し、既成概念を超えた視点に触れるきっかけとなる作品をお届けします。


川尻蓮

彼と出会ったのは、1年前、BOURGEOISでの撮影がきっかけでした。

撮影中、彼の表現力に触れた瞬間、「もっとこういう表現もできる」「こんな世界も見てみたい」と、次々とイメージが湧いてきたことを今でも鮮明に覚えています。

川尻蓮は、"あえて壊す"という表現ができる、唯一無二のアーティストです。既成概念にとらわれず、新しい美しさを生み出せる人。だからこそ、いつかアートブックを制作するなら、表紙を飾るのは彼しかいないと、その頃から決めていました。

そして、彼の魅力はアーティストとしての表現力だけではありません。

何より惹かれるのは、その「人間力」です。彼と話していると、心が浄化されるような誠実さがあり、柔らかな声には自然と人を安心させる力があります。

今作『BLUE/PINK』が持つ二つの色の性質と、川尻蓮という存在は、間違いなく共鳴した作品になると思います。

PS: 蓮くん、最後に話した会話をまた実現させたい。


南沙良

彼女と初めて出会ったのは15歳の頃。現在24歳なので、気づけば9年という歳月が経ちました。

実は彼女は、BOURGEOISで過去最多の特集を組んできた女優でもあります。

初めて会ったときは、正直、おとなしい女の子という印象しかありませんでした。撮影中も少し涙目で、緊張していたことを今でも覚えています。

ただ、南沙良の最大の魅力は、その可愛らしい外見だけではありません。彼女が書いたコラムを読んだとき、その魅力は内側にあるのだと気づかされました。繊細で、まっすぐで、言葉一つひとつに彼女らしさが宿っていました。

だからこそ、彼女の内面をどう写真で表現するか。それが、私にとって一番の課題であり、何度も撮影を重ねてきた理由でもあります。

今回の作品では、これまでのBOURGEOISとはまた違う南沙良を表現しています。新しい彼女の一面を、ぜひ楽しみにしていてください。

PS: 沙良ちゃんは会うたびに笑顔が増えていて、その変化を見るたびに、こちらまで嬉しい気持ちになります。


BLUE/PINK

【テーマ着想の経緯】

18世紀から19世紀初頭のヨーロッパでは、色に対するジェンダーの概念は現在とは逆でした。当時は、力強く鮮やかな印象を持つピンクは男性にふさわしい色とされ、一方でブルーは聖母マリアを象徴する色として、女性に結び付けられていました。しかし20世紀半ばになると、その価値観は大きく変化します。特に1950年代以降、バービー人形の人気やマーケティング戦略の影響によって、家具や家電、衣服などの女性向け商品にピンクが多く用いられるようになり、「ピンク=女性らしい色」というイメージが社会に広く浸透しました。つまり、現在私たちが抱く「ピンクは女性の色」という認識は、生まれながらのものではなく、時代や文化、社会の価値観によって形づくられてきたものです。一方で、近年では男女を色で区別する考え方は薄れつつあり、誰もが自由に好きな色を選べる時代へと変化しています。私はこの変化を前向きに捉え、色を性別の枠組みではなく、一つひとつが持つ本来の魅力や調和、そして多様な可能性として見つめ直したいと考えました。本作品では、過去と現代における色彩の価値観を対比させながら、既成概念にとらわれない色の美しさや柔軟性を表現し、読者が色の新たな魅力を発見するきっかけとなる作品をお届けいたします。

編集長から

今回、BOURGEOISの創刊10周年を記念して、アートブックを創刊することになりました。

近年、デジタル化が急速に進み、紙やアナログの商品が売れづらくなってきています。雑誌は休刊・廃刊が相次ぎ、書籍も電子で楽しむことが当たり前になりつつあります。

しかし、アートや本には、実際に手に取ることで感じられる高揚感や重厚感があります。紙の質感や重み、ページをめくる感触など、画面上では得ることのできない体験が、そこにはあります。


では、「アートとは何か?」

そう考えたとき、アートとは視覚的な美しさだけではなく、「正解がないこと」なのではないかと思いました。作品を見た人が、それぞれの感性や経験を通して自由に感じ、考え、解釈する。その受け手の中に生まれるものこそ、アートなのだと思います。

そして、アートの価値を考える上で、「希少性」も重要な要素の一つだと考えています。

数が限られていること。簡単には手に入らないこと。誰もが持っているものではないからこそ、手にした人が特別な価値を感じられる。


今回の作品も、当初は通常版2種類と限定版1種類の、合計3種類の表紙を予定していました。しかし現在、ネットでの購入が主流となり、書店で本を手に取る機会は少しずつ減っているように感じています。

現実的な話をすると、今回の作品は原価が非常に高く、書店で販売する作品については利益率も決して高くありません。それでも、10年前にBOURGEOISを創刊し、ここまで続けてくることができたのは、書店という場所があったからだと思っています。

だからこそ今回、これまでBOURGEOISを支えてくださった書店への感謝の気持ちも込めて、書店限定作品の販売を実施することにしました。

また、今回の作品は重版を行わず、各書店でも販売数量を限定します。

すでに完売となっている商品もありますが、これも今回大切にしている「希少性」という考え方によるものです。誰でも簡単に手に入れられるものではないからこそ、実際に手にした方が「特別なものを手にした」と感じられる。その価値を大切にしたいと考え、このような販売方法を選びました。


もちろん、利益を生み出すことも大切です。

しかし、それ以上に、アートや本というものがこれから先も未来に残っていくために、今回のアートブックはBOURGEOISにとって大きな挑戦でもあります。

決して安い価格ではありません。

だからこそ、実際に本を手に取った瞬間に、「この価格でも納得できる」と感じていただけるような、高級感や重厚感のある一冊に仕上げています。

10周年という節目だからこそできること。

そして、これから先の10年に残していくもの。

そんな想いを込めて、このアートブックを制作しました。

皆様、ぜひ楽しみにしていてください。



 
 
 

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